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2006.10.8.にイラストを描き直しました。
新イラスト使用素材は、袍の三重襷(星宿海渡時船さん)のものです。
 
小倉百人一首 第五十番 藤原義孝

「女のもとより帰りてつかはしける」

君がため 惜しからざりし 命さへ 長くもがなと 思ひけるかな  『後拾遺集・恋二・669』

【通釈】「恋人の家から帰ってから送りました。」

あなたを知る以前は惜しくもなかった私の命ですが、あなたと出会ってから長くあってほしいと思うようになったものだなぁ。

【解説】詞書によると、いわゆる恋人のもとから帰った翌朝に恋人のもとに送った、後朝の歌です。

【略歴】
<基本データ>
*生没年:天暦八(954)年~天延二(974)年 *通称:後少将、夕少将。*父:一条摂政伊尹(これまさ)*母:恵子女王。*同母姉:冷泉帝女御懐子 *妻:源保光女 *息子:行成(三蹟の一人) *中古三十六歌仙 *家集「義孝集」

詳しい伝記はこちらをクリック。
 

*絶世の美男ということで頑張って美男を描いてみました。でも少し目がきつかったかな。サイズが大きいともう少し優しい感じに見えるのですが・・。

夏をイメージしたので、薄物の袍を着せたくて、それを表すために少し塗り方を工夫してみました。まずタブレットを筆圧感知にして、水彩ブラシで袍の色を塗ります。上に模様で塗りつぶしたレイヤーを置き、下のレイヤーとグループ化します。最後に透明度を下げ、下に重ねたい色を塗りました。夏なので、下の髻が透けて見えるように、烏帽子も透かしを入れてみました。

夕顔(かんぴょう)は、儀同三司の母の水仙と同様に、パスで描線を描き、色塗りをしました。しっかし今見直してみたら、えらく元気な夕顔ですねぇ・・。儚く見えない・・。

略歴は、千人万首「藤原義孝」を参考にしました。

2003.6.5. 葉つき みかん






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